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ALAメールマガジン

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2011/010/11 ALA通信クラブ 47 号   人工軽量骨材(ALA)協会
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○このご案内は、ALA協会の人工軽量骨材に関するメール配信サービスにご了承い
 ただいている方や、弊協会活動にご理解・ご指導・ご協力を賜っている方々にお送
 りしております。

 配信の停止を希望される方は、誠に申し訳ないのですが、末尾の幣協会のアドレス
 までその旨をご連絡頂けますようお願い申し上げます。

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INDEX 
● 建築分野:   (1)「大崎駅西口C地区再開発計画」が完成
          (2)「全共連ビル」完成
          (3)「角川第3本社ビル」(富士見一丁目計画・オフィス棟)完成
         (4)「MOMENTO SHIODOME(モメント汐溜)」
                        (汐溜プロジェクト)完成
           (5)「西新宿八丁目プロジェクト」完成
          (6)「飯野ビルディング」完成
          (7)「日本赤十字社和歌山医療センター新本館」完成
● 土木分野    (8) 人工軽量骨材を取り巻く話題(H23年度 土木学会全国大会)
● トピック:   (9) 日本建築学会 2011年度大会開催
● 「ライトの散策」 (10)「カメ」

                             
▲▲▲ 建築分野 ▲▲▲

1.「大崎駅西口C地区再開発計画」完成
 大崎駅西口、超高層オフィスビル(シンクパークタワー)の隣で進めていた環境
 配慮型オフィスビルが完成しました。
 ソニーが周辺オフィスに分散するグループ約4,000人を集約する計画です。
 東側の外観は前面ガラスカーテンウォールを外装ルーバが覆いルーバは陶器管で作られ、
 その管に通水して周辺外気を冷やすヒートアイランド対策になっています。
 西側は超高層マンションに配慮して窓がほとんどありません。
 用途はオフィス・店舗・駐車場など。
 規模:免震層下部SRC造/免震層上部S造 地下2階地上25階、塔屋1階 
 延べ床面積 124,021平方メートル
 設計・監理:日建設計 施工:鹿島建設
 2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。

2.「全共連ビル」完成
 千代田区平河町で建設していた全国共済農業協同組合連合会の本部ビル建替計画の
 オフィス棟と住宅棟が完成しました。
 オフィス棟の外観は白い石材とガラスの縦じまの落ち着いた感じのビルです。
 場所は地下鉄永田町駅から歩いて2~3分。江戸時代にはこのあたりに武家屋敷が
 集まっていたそうです。近くには皇居をはじめ緑も多く落ち着けるエリアです。
 オフィス棟の2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。
 規模:S一部SRC・RC造 地上21階、地下2階 延べ床面積 87,620平方メートル
 設計・監修:日本設計  施工:竹中工務店

3.「角川第3本社ビル」(富士見一丁目計画・オフィス棟)完成
 JR飯田橋駅西口近くで進められていた角川書店の新しい社屋、第3本社ビルが完成
 しました。外観は全面ガラスカーテンウォールで黒の縦じまが入ってビル全体が
 黒っぽく感じます。
 3~8階が角川書店、9~14階がアスキーメディアワークスが入っています。
 規模:S一部SRC・RC造 地上14階、地下1階 延べ床面積 18,095平方メートル
 設計:日建設計 施工:長谷工コーポレーション
 2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。

4.「MOMENTO SHIODOME(モメント汐溜)」(汐溜プロジェクト)完成
 JR新橋駅近くで汐溜シオサイトの「ヴィータイタリア街」に建設されていたオフイス
 と共同住宅の複合ビルが完成しました。
 「ヴィータイタリア街」はイタリア風のまちなみでオシャレな感じがします。
 規模:S造、一部SRC・RC造 地上23階、地下1階 延べ床面積 40,213平方メートル
 設計・監理:山下設計 施工:戸田建設
 オフィス階の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。

5「西新宿八丁目プロジェクト」完成  
 西新宿八丁目成子地区で進められていた超高層複合ビルが完成しました。
 オフィス棟はワンフロア800坪の無柱空間を実現しています。同一フロアにオフィス
 と共同住宅がある超高層ビルは極めて珍しいそうです。
 規模:S.SRC.RC造 地上40階、搭屋2階、地下3階 延べ床面積180,042平方メートル
 設計・監理:日建設計 施工:大成建設・鴻池組JV
 用途:オフィス・共同住宅・店舗
 オフィスフロアの床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。

6.「飯野ビルディング」完成
 千代田区内幸町の一等地に建つこのビルは、眺望に恵まれ、通りをはさんで
 日比谷公園、南側は東京タワーが見える。
 地下鉄「内幸町駅」に地下通路でつながっており、将来は「霞ヶ関駅」と直結する。
 徒歩10分圏内に5駅12路線という利便性が優れています。
 外観は窓部の奥行き感と、格子状のデザインが醸し出す端正さが特徴です。
 2重の外装(ダブルスキン)や、デシカント空調機、新規開発したLED照明など、
 最新の省エネ・省CO2化技術を投入して大幅なCO2削減が可能になったそうです。
 構造:SRC.RC.S(制震) 地下5階、地上27階 延べ床面積 103,852平方メートル
 設計・設計監理:竹中工務店
 設計監修・工事監理・日建設計  施工:竹中工務店
 用途:賃貸オフィス・ホール・商業施設など
 2階以上の床スラブに軽量コンクリート1種が使用されました。

7. 「日本赤十字社和歌山医療センター新本館」完成
 和歌山市に関西最多級の手術室を備えた日本赤十字社和歌山医療センター新本館が
 5月オープンしました新本館は防災拠点として機能させる為の免震構造となっており、
 屋上には2機のドクターヘリを駐機可能なヘリポートも設置されています。 
 規模はS造 地下1階 地上13階建て延べ52,669平方メートルで、床スラブには
 軽量コンクリート1種が使用されています。
 設計:横河建築設計事務所 施工:戸田建設・真柄建設・三友工業JV
 
▲▲▲ 土木分野 ▲▲▲

8. 人工軽量骨材を取り巻く話題(H23年度 土木学会全国大会)
 平成23年度土木学会全国大会(9/7~9、愛媛大学)が開催されました。
 人工軽量骨材に関する研究テーマについて紹介致します。
 鋼繊維補強軽量2種コンクリートRC床版の押抜きせん断耐力評価に関する研究1件、
 膨張材併用軽量RC床版の疲労耐久性に関する研究4件が報告されました。
 膨張材併用軽量RC床版の疲労耐久性に関する研究は、ALA協会の研究テーマの一つ
 です。軽量コンクリートへ低添加型膨張材を多量添加し、ケミカルプレストレスを
 導入することにより、強度改善および引張抵抗性の向上を図ることを目的としたもの
 です。
 輪荷重走行試験を実施した結果、コンクリートのせん断強度をほぼ同一とした場合、
 膨張材併用軽量床版は普通RC床版と比較して、約33倍の高い疲労耐久性を示し
 ました。ALA協会におきましても、今後引き続き、各種データ採取を実施し
 実構造物適用へ向けた活動を行なって参ります。

▲▲▲ トピックス ▲▲▲

9. 日本建築学会 2011年度大会開催
 去る8/23-25に日本建築学会2011年度大会が東京 早稲田大学にて開催されました。
 大会では学術講演会も行われ、軽量骨材・軽量コンクリートに関連する講演も
 材料施工の分野を中心に15編ありました。
 講演の内容としては、プレキャスト軽量コンクリート板の塗装関連、ポンプ圧送関連
 についてのものが多くありました。当協会からも、東京理科大学 今本研究室と
 共同で軽量コンクリート(2種)を用いたデッキプレートスラブの温度及び収縮挙動
 について発表させていただきました。

▲▲▲ ライトの散策 ▲▲▲

10.「カメ」
 震災で被災した7月、栃木県のあるゴルフ場でバンカーにカメが産卵するという珍事が
 あったとの記事が新聞に掲載されていた。関係者が7月1日早朝、整備のため10番
 ホール近くを訪れると、体長30センチメートルほどのカメがコース中央左側にある
 フェアウェーバンカーに入り産卵を始めたという。
 約30センチメートルを掘るとまもなく20個ほどの卵を産み落としたとのこと。
 新しい命の誕生が一日でも早く訪れるよう期待されている。
 暗いニュースが多いこの頃、明るいニュースが飛び込んできた夏であった。

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● ALA協会からのご案内
  “”“”“ ALAの生産・出荷/平成23年度上期(1―6月) ”“”“” 
        G(粗骨材) S(細骨材)  合計    (単位:立方メートル)
  生産量    127,892   2,184   130,076
  出荷量    131,040   2,750   133,790 (対前年同期 107.7%)
 用途別出荷構成  生コンクリート      82.3 %
          プレキャストコンクリート 15.3
          その他           2.4

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~     


●軽量コンクリートに関する技術資料を発行しております。
 ご希望の方は、http://suites.is-assoc.co.jp/~ala/ をクリックし、開きました
 ら垂れ幕の「活動内容」をクリックして、技術資料インデックスをご確認ください。
 ご希望の方にはお送りします。E-mail:ala@chive.ocn.ne.jpにてお知らせ下さい。

◎ご意見お聞かせください。(配信停止希望連絡等含む)
  E-mail:ala@chive.ocn.ne.jp

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        人工軽量骨材(ALA)協会
          東京都台東区上野1丁目12番地2号 亀田ビル3F
          TEL/FAX 03-3837-0445 〒110-0005
          http://www3.ocn.ne.jp/~ala/
          E-mail: ala@chive.ocn.ne.jp

               ALA協会員社(URL)
 宇部興産株式会社      http://www.ube.co.jp
 住友大阪セメント株式会社  http://www.soc.co.jp
 太平洋セメント株式会社   http://www.taiheiyo-cement.co.jp
 日本メサライト工業株式会社 http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/group/mesalite/
     

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